【夏コミ指南(2008年版)】

<夏コミで持って行ったほうがいいもの>



・お金を多めに

財布とカバンというように落としても大丈夫なように分けて持ち歩きましょう。無くしたら帰れなくなる。
いざというときのために多めに持っていくほうが吉

・タオル
「そんなの邪魔だから要らない!」って人は危険。日よけ・汗拭きとして活用できます。
日射病・熱射病で倒れる人が毎年十数人います!

・ペットボトルに飲み物
理由は上記と全く一緒。むしろ、足りなくなるくらい。お金を多めに持って飲料代を確保しましょう。

<できれば持って行ったほうがよいもの(夏コミの場合)>
・知人、友人

ぶっちゃけ、ひとりは無理です。トイレに行きたくても列から出られません。
もし、ご自身がフレンドリーな性格であれば、周りの人に場所取りをお願いできますけど。自分はそうしました。

・防水仕様の紙袋
そして、バッグに入りきらなくなったらコイツの出番。会場内では1袋500円もするので用意するほうが吉。
行きは畳んだ状態で持って行くので邪魔にならず。朝イチで来る場合、開場前の列並びでは座布団代わりにもなります


・コミケカタログのマップ
「コミケカタログって重いし分厚いし邪魔だから…」とか「方向音痴じゃないから無くても平気!」と言って持ってこない人もいますが、
せめて目的のサークルさんをメモしたマップは持って行きましょう。
実際に会場内では一方通行・人ごみで通過できそうも無いところ・列の最後尾誘導だらけで、どこがどこだかわからなくなるタチの悪い迷路です。
あと、「ゴミ箱に捨てられているものを拾えばいいじゃん?」って人もいるでしょうけど、テロ対策のため、ゴミ漁りは禁止になっています
各ゴミ箱には係員がいるので無理。

・制汗対策
個人的にオススメはウェットティッシュタイプの制汗剤かな。これとか。ガシガシ汗を拭くとしばらくすーっと持続して気持ちいい。
スプレータイプは周りの人に迷惑なので却下。
おでこなどに貼り付けるタイプの冷熱剤もいいかもしれないけど、汗ですぐにベトベトになるので、自分はあまりオススメしません。

・薄手で長袖の服装、帽子
朝から並ぶ人はこの服装のほうが暑くない。というか、ビルの反射熱で肌が痛くなります。
会場内に入ったら腕をまくればいいですし。タオルを数枚持ってきた人はそれを巻いてじっとしているのもよし。

・バッグ
できれば手提げが望ましいです。リュックを背負っていると他の人が横を通過するときに邪魔ですし、荷物を潰されるケースもあります。
カートも同様。平気でガラガラと引っ張っている人もいますが…。
そんなに多く買うものは無いからいいや、って人は、紙袋かバッグ、どちらか片方で十分でしょう。


<事前にやっておいたほうがよいこと>
・サークルチェック

自分の目的のサークルさん以外にも隅から隅まで確認しましょう。
イベント終了した後に「あっ、コレも欲しかった!」なんてことがないように。あと、サークルさんが来る日付も再確認
自分は去年の冬コミで、テイルズ系サークルの出展日を直前まで勘違いしてて(1日目に来るのに2日目だと思っていた)、買い逃しそうになりました。

・コミケカタログ末巻にある「漫画レポート(まんレポ・MR)」を読む
面白いし、タメになる。暇なときやトイレの中、あるいは朝イチの開場待ちで読んでみて。

・会場に来る前には必ず食事
食べている暇が無くなる、ってのもありますが、まず、喰わないと辛いです。体力温存できずにクラクラします。


<コミケカタログにも載っていない、意外と知っておいてほうがよいこと>
・マナーやルールが守れない人は迷惑
「俺は客なんだぞ!」は通用しません。お店ではありません。コミックマーケットはあくまで、個人で作品を発表する場です。
当然、個人でお金を出して製作しているものにもなるので、発行部数や頒布価格などにも個人差があります。
サービス業ではありませんので、欲しい物が必ず手に入るとは限りません。ノークレーム、ノーリターンが基本。
なお、働いているスタッフの殆どはボランティア。ルールを守れない人は参加者でもなく、ただの邪魔な人なだけです。


・深夜並びなんかしなくても意外と朝一で来ても欲しいものは買える

よほどの大手ではない限り、大抵は目的のサークルさんの商品を買えます。
来ている人全員があなたの欲しいものを狙っているわけではありませんから。
なお、深夜並びは禁止です。防犯上、スタッフが懸命に監視していますが…。経費はカタログ代に響いています。

・超大手サークルの新作はあとで買えると思え
で、6時間並んでも買えないようなサークルさんも稀にあります
が、そんな大手さんは大抵同人ショップで普通に店頭販売されます。
6時間でやっと1つ買うのと、6時間でコミケでしか買えない個人サークルさんのものをたくさん買うのとではどちらがいいでしょうか。
折角コミケに来たのだし、マイナーなところを攻めてみるのも面白いですよ。

・1、2日目は別に朝一に来なくても余裕だったりする
これは本当。意外と11時くらいにはすんなり入場、深夜から並んでいる人のことも考えると馬鹿らしいですよね。
まあ、大手サークルさんの作品は買えなくなりますが、そこは「店でも買える」の精神で。

・トイレを済ませてから会場へ向かえ
1・2日目はそれほどでもないんですが、3日目はマジで酷いです。平気でうちわで作った「最後尾」が現れます。大のほうだと30分待ち覚悟

・それでも行きたくなったら隣駅まで行け
朝から並んでいると周りの飲食店やビルは当然閉まっています。案外、隣駅まで行くと空いていたりします。
200円弱払って隣駅へ避難するか、隣駅に向かうつもりで歩いてみましょう。途中で空いている公衆トイレがみつかりますよ。この辺、やっぱり体力勝負。

・ただし、フリーパスを使って駅内のトイレを使うだけ、ってのは禁止
ゆりかもめは「一日フリーパス」があるりますが、用を済ませたらそのまま駅から出る、ってのはご法度。迷惑なのでやめましょう。

・深夜も会場外にあるマクドナルドは営業する、ただし割り増し
コミケ期間だけ特定のセットメニューしか頼めない「限定メニュー」になります。しかも、1〜2割くらい高いです。お金を余裕に持ってきているのならば構いませんが。

・開場前列は開場1時間前には動く
友人が行方不明になってしまったり、荷物が取り残されてしまったりします。早めに列に戻っておきましょう。

・帰りはなるべく早く!
混みすぎて帰れなくなります。自分は欲しいものを買って一通り巡ったら即帰っちゃいます。
特に夏コミはお台場の花火大会と重なるので、ますます混雑して、下手すると終電や最終バスに乗れなくなる、なんてことも!