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2024/07/11[WED] ②
【猫島・田代島レポート】


ということで、本文の続きです。



←多い  ネコ  少ない→

そりゃ、多いところに行くだろぉ!? ってなことで左。



早速発見!! …って、そのままカメラを構えた僕の左を通過して行ってしまった。アンタ、中身は人間か? 逃げないのは、スゲーな…。ふてぶてしい。









うおーっ! 香川のうどん屋とか、名古屋の喫茶店並みにチマチマと居るーっ!(例えが雑)
路上を寝そべってたり、小屋を作って貰ってたり。この辺の猫は痩せ細ってたり、怪我してる猫が多かったかな…。











廃墟だらけでディストピアを感じる…。この島、人住んでるの?? 民宿などの宿泊施設や、診療所には人が住んでるっぽいけど…。
そういや、商店が全く無かったな。人が居なけりゃ、小売店を開いても事業を建てても誰も来ないか。



所々に猫のオブジェの案内看板が。この急勾配な道をひたすら歩いた先に「島のえき」…。
うーん、先が見えない。乗船してた人が次々と歩いていくんだけど、これはキツそうだ。



ということで引き返して「マンガアイランド」と呼ばれる宿泊施設に向かう。徒歩200m先と書かれていたが、アップダウンが激しいので辿り着くのも辛かった。



漫画図書館や博物館的なものがあるわけではなく、漫画家さんデザインのロッジが連なってることからそう名付けられた施設なんだとか。
「ちばてつや」って、あのちばてつや先生!?



これは確かにwwwww



そんで、この施設に来た理由はレンタサイクルがあるのだ。火曜日だと休館でこれが使えないので、水曜日に予定を変更したのである。
高低差が激しい道路ばかりなので、ケチらずに電動アシスト自転車を借りろ! これ乗ってスィ~ッしてたら、他の観光客が「あっ、いいなー!」と羨ましがってました。



最初の目的地、「島のえき」。ここでも飲食が出来る。たこ焼きとか焼きそばとかおでんとか。ここを中心に、猫たちが集まっているらしい。以下、猫画像。













店内には猫を入れないでください、って書かれてあったんだけど、これでどうやって店内を出入りしろっつうんだよwww



ただ座ってるだけで乗っかって来る、人懐っこい猫も居る。あっ、あっ、お客様、止めてくださいーっ!



あーーーっ、お客様ーーーっ、お荷物にはーーーッッッ!!(客はお前だ)
可愛いので許す。





店内の様子。ドリンクを頼むとスタンプが押されたコースターが出て来る。可愛いので持ち帰った(しかも帰り間際にも寄ってもう一杯飲んだ)。



嘘だろ…? 全部名前付いてるんか…? そんでコレ、全員覚えてんの??



もう少し先に行くと、今度は「猫神様」が居るという社(やしろ)が見える。



猫の置物やオモチャ、そしてビニールにくるまれた猫の写真が祀られていた。どこかの飼い主さんの亡くなった愛猫かな。



猫神様って…、お前か??



鳥居の脇には狛犬ならぬ、狛猫が居ました。イケメン。





さらにもっと奥に行くと、もうひとつの港「大泊港」があるのですが、こっちはなんにもありません。ここでも船が停泊するんだけど、ここで下船しなくていいかも。



折角、レンタサイクルを借りたので、島をぐるりと一周してみましたが、北部から西側、そして南までなーんもありません。人やクルマどころか、猫すら居ません。



突然、トイレの廃墟があるくらいでした。有料トイレ…だと? どうやって? キャッシュレス決済で自動ロック解除システムだったのかな????



そんで、路面がぬかるんでて、下り坂でブレーキ効かなくなって、顔面に蜘蛛の巣がブワーッと掛かってパニくったところで見事に転倒事故起こしました。
転ぶ寸前で前に飛んで受け身取ったのでかすり傷すら無く済んだけど、ズボン破けた。あーあ。自転車あっても、猫神様より奥は行かなくていいです。



「クロネコ堂・田代島歴史資料館」は入館フリーのお土産屋さん…なんだけど、さっきまで人が居たのにぐるりと一周したあとに来てみたらクローズになってた。



鼻チューしとる。きゃわわ。



親子かな?



水曜日だと「田代食堂」がお休みだったので、お昼に海鮮物が食べられなかったのは残念。今度また来ることがあったら、火曜日と水曜日は避けるか。



猫焼き?



こちらの猫は首輪を着けてるのが複数居るので、どうやら飼い猫っぽい。でも野良も混じって一緒に寝てるんだよなァ。区別する必要あんのかコレ。



田代島の猫たちは、田舎の野良猫のように人間を見てターッと逃げたりしません。自転車に乗ってても寄って来たり、寝てるところに財布置いてもビクともしません。
逃げはしませんが、触られるのがイヤな猫は、申し訳なさそうに離れて行きます。深追いはせずに放っといてあげましょう。どーせクソたくさん居るし。



あっという間に帰りの船の時間になってしまいました。朝に出会ったおばちゃんと再会、お互い写真の見せ合いっこして興奮してました。
猫以外、何も無い島だと聞いていたので、退屈になってしまったときのために液タブを持って行きましたが、結局使わなかったな。
これは猫好きにはたまらんゾイ。東日本に住んでいる人は足を運んでみてもいいんじゃないかな。再度書くけど、「猫神様」より奥は行かなくていいぞ。

終わり。

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